- たいよう
- I
たいよう【体様・態様】ありさま。 ようす。 状態。IIたいよう【体用】本体とその作用。 たいゆう。III
「空と風とは~にて, つまる所は四大なり/滑稽本・放屁論後編」
たいよう【体養】身体を養うこと。IV「幼少の時から~に不足はない/福翁自伝(諭吉)」
たいよう【大洋】面積が広く, 独立の海流系を有する大きな海。 太平洋・インド洋・大西洋・北氷洋・南氷洋を五大洋という。 おおうみ。 大海。Vたいよう【大用】(1)大きな作用。(2)大きな効用。VI「秘するによりて~あるが故なり/風姿花伝」
たいよう【大要】(1)だいたいの要点。 あらまし。 概要。 副詞的にも用いる。「計画の~を発表する」「~次のとおりである」
(2)特に肝要な点。VIIたいよう【太陽】(1)太陽系の中心にあって地球などの惑星を伴う, 我々に最も近い恒星。 巨大な高温のガス球で, 球形に見える部分を光球という。 その外側を彩層が薄く取り巻き, さらにその外側にコロナがある。 光球の表面温度約五千八百度, コロナの温度約百万度。 半径は69万6千キロメートルで, 地球の一〇九倍。 平均密度1.41グラム毎立方センチメートル。 地球からの平均距離1億4960万キロメートル。(2)あこがれの的。 心を明るくしてくれるもの。VIII「あなたは僕の~だ」
たいよう【太陽】月刊総合雑誌。 1895年(明治28)博文館から刊行。 政治・社会の論評を主とし, 文芸方面でも高山樗牛・田山花袋・上田敏らが寄稿。 日本主義・自然主義評論が展開された。 1928年(昭和3)廃刊。IXたいよう【対揚】(1)君命にこたえて, その旨を民に称揚すること。「慈仁覆育の朝旨に~し/新聞雑誌 45」
(2)つり合っている・こと(さま)。 匹敵。 対等。「~ナ相手/日葡」「~すべきまでもなき大勢なりけれども/太平記 6」
(3)〔仏〕 法会のときなどに, 仏前で偈(ゲ)を唱えること。 また, その偈文。Xたいよう【耐用】使用に耐えること。 役に立つこと。XIたいよう【胎孕】みごもること。 妊娠。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.